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深センめぐり【38】 南山区 塘朗山郊野公園から - あるハプニング (2)
塘朗山郊野公園から - あるハプニング (2) 塘朗山公園 山登り日記 2008年3月18日 塘朗山郊野公園から梅林山公園へ(その2) 塘朗山山頂で少しのんびりして下山。 帰りも同じ道は面白くないので別に道はないかと探す。あった。野面道が主で時々石畳と石段。どんどん下りていく。人がいなくて静か、鳥の声も聞こえるし、あいにくの曇り空がかえって森林の風景を霧の中のように演出してくれて幻想的だ。 ところが・・・ 下りたと思えばまた登る、登ったと思えばまた下がる・・・ 南山公園みたいにいくつかの嶺を経由していくルートなのだろうか。まあ、とにかく整備された道のようなのでどんど歩く。 分かれ道。 一つは整備された登りの石段。もう一つは嶺を迂回するような野面道。野面道の方が下山できそうな気がするが、なんせ整備されていない。時間的にも余裕が少ないのでちょっとリスクが大きいように思える。 整備された石段を上がる道を選択。 5分ほど歩くとまだ整備途中と思われる展望台のような場所に出る。アンテナのある塘朗山山頂はけっこう遠くなった。 石標があった。よく見るやつ。「福田07国務院一九九七」裏は「南山07国務院一九九七」。区境だ。その隣には「塘朗山公園界」の杭。とするとこれで塘朗山公園は終わり? えー、どうなるのだろう。少し心細くなってきた。塘朗山公園を歩いてきているのに・・・下山ルートが用意されていない終わりって・・・・ まあ、道が整備されているのでそれを頼りに歩くしかないか。 また上がりになった。きつい。 また南山08、福田08の区境標。標の片側に福田、その裏側には南山と書かれている。してみるとこれは区境に沿って歩いているのか・・・ 石段、野面道を繰り返す。少し焦ってきた。そんなに時間がかからないと思うので3時からの登山開始だ。暗くならないうちに終わらないとやばい。 目の前にここからの標高差のある嶺が見えてきた。道は嶺の頂上をめざすように続いている。時刻はかなり遅いはず、でも時計は持っていない。デジカメか携帯電話を見れば時刻はわかるが時刻を知るのが怖い。太陽が出ていないので時刻勘は明るさだけ。かなり焦る。暗くなった時の対策を考え始める。 目の前の嶺を登る前に下山ルートが分岐していることを期待する。が・・ 分岐ルートはない。急勾配の石段、野面道が頂上へ続いているだけ。しょうがない、登る。急勾配にかかわらず足は自然と登るスピードを上げる。 塘朗山郊野公園から - あるハプニング (3) へつづく
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