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ミニバスが消えた・・・
ミニバスが消えた・・・ 最近バスに乗る時に妙な違和感を感じていたら今日初めて気がつきました。ミニバスがなくなっていたのです。さっそく調べてみると 中巴7月1日起全部退出特区内 (ミニバスは7月1日から経済特区内で全て廃止) とすると友人から聞いていたミニバスをなくす決議がされたというのが実行されたようです。 WEBを見ると7月1日から特区内のすべてのミニバスがなくなったとようです。私が一番よく乗っていたミニバスは既になくなり、蛇口へ行くのに重宝していたミニバスもこれで消えたわけです。 1989年6月にミニバスが走り出したようですが、その3年後、私は初めて深圳のミニバスに乗りました。座席は壊れていてバスの揺れに合わせて前後左右上下、自由自在に動きますし灯りである豆球が天井の穴から電線と共にぶら下がっていました。今とは格段の差がありました。 ミニバスは気楽に手をあげてどこでも止まって乗せてくれるしどこでも降ろしてくれて非常に具合のいいものでした。ただミニバスはスリの温床でもあり、おしりのポケットをナイフで切られて財布をとられた人もけっこうあるようです。 私もジーンズのおしりのポケットをナイフで切られたこともあります。この時はミニバスに乗る前に財布をおしりのポケットからシャツの胸のポケットに移していたので財布被害はありませんでしたが、別のところで携帯電話をとられています。安物を買っていたので金額的にはたいしたことはないのですが、電話帳がなくなるのと、SIMカードの再発行手続きが面倒で、この時に腹が立ってきます。 ミニバスを廃止する見返りに長さの短い大型バスが8月にかけて増えるようですが、ミニバスの穴埋めにはならないような気が。今のところ乗り換えが必要でバス代がかさんでいます。 香港ではまだまだミニバスの勢いは盛んなのですが... 定員オーバーの場合、万一の時保険が下りないこともあって香港では定員16人以上は乗せませんが、深圳ではミニバスでもぎゅうぎゅう詰めで走っていました。 半年くらい前から深圳でも定員以上乗せてくれない場合が多くなってたところを見ると、ミニバス廃止の口実になったのかも知れません。 個人的には不便になって残念です。
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