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香港最高峰大帽山957mを行く (3) 大帽山頂上へ
香港最高峰大帽山957mを行く (3) 大帽山頂上へ かすむ登山道 激しく雲が流れる空模様の中で展望が開けてどこかのビル群が見えてきれい。晴れていればもっと景色も雄大に感じられるのだろうけど。 川龍から3km地点でこのかぼそい道が行き止まりになり、階段が上へ伸びる。ミニバスを降りて1時間あまり、道がなだらかだったのでペースも速い。急坂とか階段だと時速2kmに満たないことも多いのに。 ただ、写真撮影はけっこう暇がかかるようだ。数枚写真を撮るだけで彼らからかなりの距離があいてしまう。早足で追いつくのもペースが乱れるのでマイペースで行くことにしていると彼らは適当なところで休憩しながら待っていてくれる。今日も写真撮影はほぼ1分で1枚のペース。 近くにY.H.A、ユースホステルが見え、宿泊客らしい声が聞こえる。 20分ほど歩くと再び荃錦公路への道に出る。道しるべには「荃錦公路」の文字だけ。頂上へ行く道ならば道標に「頂上」の文字がほしいが頂上の文字はない。ちゃんと頂上にたどり着くことができるのか、これもちょっと不安材料。頂上のアンテナ群でも見えれば想像できるのだけど天気がよくないので遠望できない。 とにかくどんどん歩く。川龍から2時間足らずでゲートが見え、車を遮断している。一部車両を通しているようだが。ガスが強くて雰囲気がよく分からない。 案内地図がある。それによるとここを上がれば頂上のようだ。 ゲートを通過して歩いていく。マウンテンバイクに乗った人も多くいる。このあたりは深圳とは違うところ。もっとも欧米系の人であるが。 そして「Distance Post」という標石があった。西貢から屯門までにM001からM200の標石が約500m間隔で設置されているらしいがよく分からない。 200個の標石が500m間隔ならば100kmということになるが西貢から屯門まで、そんな距離はないはずだ。 視界の悪い中、少しだけガスがとぎれて遠くが見えた。おお、見えた。アンテナ群が。もう大帽山頂上は目の前だ。 おそらく天気がよければもっと前からアンテナ群が見えていただろうが・・・ 高い木がなく、草と岩場の道をガスに包まれて進んでいく。木がないのでガスがなければ眺めは雄大。 そして頂上は・・・ アンテナを保護するためかまわりを金網と鉄条網で仕切られている。各ホームページで予備知識はあったが実際目の前にするとちょっと興ざめ。おまけにガスの状況は最悪となった。 時刻は11時半、昼食をとることにした。 山ブログ → 大帽山郊野公園 ホームページ → 大帽山郊野公園 香港郊野公園分布図 → 香港郊野公園 続きは7月26日です
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